今日もご訪問ありがとうございます。
OTOMO shop 店長の美香です。
母へのプレゼントは割とあれこれ思いつくのですが、
父へプレゼントとなると、
毎年この時期は悩んだ思い出があります。
そんな欲のない父が亡くなって、
今年でもう6年が経ちました。
酒もたばこもやらず、
私は手をあげられたことはおろか、
大きな声で叱られた記憶もほとんどないほど、
とにかく穏やかな父でした。
家族が喜ぶ顔を見るのが幸せだと言い、
自分の楽しみといえば、
母の目を盗んで羊羹をつまみ食いするくらい。
(糖尿病だったので見つかると叱られます笑)
父は病気になり、闘い、旅立ってゆく過程を通して、
人が生ききるということを私に教えてくれました。
口数の少ない父だったので、
亡くなってからの方が、
たくさん話をしているような気がします。
毎月母と父の墓参りをするのは、
私の楽しみでもあります。
父の眠る丘へ続くなだらかな坂道は、
目にも鮮やかな緑によって、
陽射しからも雨風からも守られています。
時が満ちて零れ落ち、
新しい命が芽吹くのを待つ実も、
いつかまた大きな木になるのでしょうね。
誰に知られることもなく、
誰に見られるためでもなく、
ただ懸命に咲く、小さな花の薄紫色にも心が和みます。
毎年父の日を迎える季節に帰省すると、
仏壇には父が一番好きだったお菓子をお供えします。
梅寿軒 の 志ぐれ と わかめ餅
父は亡くなったけど無くなりはしない、
父の日を迎えるたびにそんなことを思います。
お酒好きなお父様には、
美味しいお酒と併せて、
家紋萩焼のプレゼントはいかがですか。
OTOMO shop 美香店長ブログ、
よかったらメール通知登録をしていただいて、
お気軽に遊びにきてくださいね。
コメントも大歓迎です。
―――――あなたのお供に OTOMO
公式ホームページから、ネットでもご注文いただけます。